ハワイアンジュエリーの制作に使われる工具とは?
お店に併設する工房では、熟練の職人が1つ1つのジュエリーに合わせて工具を選び、すべて手作業で制作しています。量産では決して生まれない、深みのある輝きや生命感は、この手仕事から生まれるものです。
今回はプアアリの職人がジュエリーを制作する現場で実際に使われている工具を紹介。工具の役割や特徴を知ることによって、ジュエリーがどのように形づくられていくのか、またはその背景にある職人の思い・こだわりにも触れていただけると幸いです。
ハワイアンジュエリーの制作に使用する工具
ハワイアンジュエリーの制作で使われる道具は多岐にわたり、用途や加工するアイテム、さらには職人の好みによって選ぶ工具が変わります。ここでは、特に職人が使用することの多い代表的な工具について紹介します。
ヤットコ(奴床)
ヤットコ(奴床)は、地金(棒状・板状の金属)をしっかり掴み、曲げたり保持したりするために使用する工具のことです。
ヤットコはジュエリーを曲げ加工する時の他にも、パーツが小さすぎて指で持ちにくい時や、薄い金属を安定させたい時にも利用します。様々な種類があり、用途により使い分けます。

ヤスリ
ヤスリとは、地金を削って、目的の形に整えるための工具です。用途に応じてさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
目が粗いもの、細かいもの、形自体かわっていたり太かったり細かったり、制作を進める中で職人が使い分けジュエリーを完成させます。
・紙ヤスリ……紙に砥粒を塗布したもの。細かいかたちを整える際に使用します。
・スポンジヤスリ……スポンジに砥粒を塗布したタイプ。素材が柔らかいため、曲面にもフィットしやすいのが特徴です。原型などを整える際に使用します。
・ダイヤモンドヤスリ……金属の棒にダイヤモンド砥粒を付けたもの。
通常のマット加工より荒く、プルメリアプロポーズリングの花びらの一部分を細かく加工する際も使用します。
・鉄工ヤスリ……棒状の鋼に目立てを施した工具のこと。
ヤスリの粗さは種類によって異なるため、目的や作業内容に合わせて選ぶことが大切です。彫金では、一般的に彫金工具の代表格でもある「鉄工ヤスリ」を使うケースが多く見られます。
すり板
ハワイアンジュエリーの制作では、多くの場合「スリ板」と呼ばれる木の板を使用します。スリ板とは、ジュエリーを固定したり、板の上に置きながら加工したりする際に使用する作業台のことです。
スリ板は使い込むほどに、職人それぞれの加工内容や手の癖が刻まれ、唯一無二の形へと育っていきます。そのため、同じ種類の板であっても、使い手によってまったく異なる風合いを帯びていきます。

繊細なデザインのジュエリーで、日常に瞬きを。
ハワイアンジュエリーの制作に使われる工具は、職人が長く使い続けるほどに形や手触りが微妙に変化していきます。まさに工具とは、職人にとって作業スタイルに寄り添いながら「育っていく」相棒のような存在です。
工具は、自ら加工して使いやすく仕立てたものや、長年の使用によって手に馴染んでいくものほど、職人にとって特別な愛着が育まれていきます。そうして、職人が時間をかけて寄り添い続けた工具は、やがて「一生ものの相棒」へと育っていきます。

PUA ALLYのハワイアンジュエリーは、熟練の職人がデザインに合わせて最適な工具を選び、時には長年使い慣れた相棒のような道具を手に取りながら、すべて手彫りで丁寧に模様を刻んでいます。
プアアリのジュエリーは他にはないハワイアンジュエリーを豊富に揃えておりデザインから都度作成しています。
繊細なデザインであっても、確かな存在感と美しい輝きを放ちます。日本人の職人の確かな技が遺憾なく発揮されたジュエリーなら、手にしたときの満足感もきっと格別なものになるはずです。

